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2026年9月15日

アスネ ビタミンミルク成分解析|37成分を全部調べて、引っかかったのは1つだけ

成分解析
アスネ ビタミンミルク成分解析|37成分を全部調べて、引っかかったのは1つだけ

先に結論

  • 37成分のうち、当サイトの評価で高リスクに分類されたのは1つだけ。それが「香料」でした。
  • ブランドが言う「8種のヒアルロン酸」は表示どおり本当。ただし"種類の多さ"であって"量の多さ"ではありません。
  • CICA関連が5成分入っている。ツボクサエキスだけでなく、その有効成分4つを個別に配合しています。ここがこの乳液の本体です。

YouTuber・中町綾さんがプロデュースするスキンケアブランド「ASUNE(アスネ)」の乳液、ビタミンミルク(50mL・2,200円)。公式サイトが公開している全成分37種を、Labonoaの成分データベース(EWG等のリスク評価・効果効能タグ付き)と突き合わせました。


ビタミン系が2つ、しかもかなり前のほうに並んでいる

成分表の5番目にナイアシンアミド、8番目に3-O-エチルアスコルビン酸(ビタミンC誘導体)が入っています。

化粧品の全成分表示は配合量の多い順に書くルールです(1%以下は順不同)。この2つがこの位置にあるということは、少なくとも"申し訳程度"ではない量が入っていると読めます。どちらも当サイトのデータでは低リスクで、ナイアシンアミドは美白・シワ、3-O-エチルアスコルビン酸は美白・エイジングケアのタグが付く成分です。

ビタミンC誘導体とナイアシンアミドを同時に入れる処方は、以前は「相性が悪い」と言われた時期もありましたが、現在は両方配合の製品が普通に流通しています。2,200円の乳液でこの2枚看板を揃えているのは、価格を考えると素直に評価できるところです。

本体はむしろCICA。関連成分が5つ入っている

この製品でいちばん手厚いのは、実はCICA(ツボクサ)系です。

ツボクサエキスは「ツボクサから抽出したもの」という括りの成分で、中身の濃さは製品によってまちまちです。この製品はそれに加えて、ツボクサの代表的な有効成分4つを個別に配合しています。エキス1本で済ませず、成分名を並べて書いているということです。

あわせてティーツリー葉エキス(抗炎症・ニキビ)も入っていて、荒れやすい肌・ニキビが気になる肌に寄せた設計だと読み取れます。

「8種のヒアルロン酸」は本当。ただし読み方に注意

ブランドは8種類のヒアルロン酸配合をうたっています。数えてみました。

確かに8つです。分子量やイオン性の違うものを組み合わせて、表面と深さの両方で保湿しようという設計は理にかなっています。

ただし、8つとも成分表では「香料」より後ろに並んでいます。化粧品の表示は配合量の多い順(1%以下は順不同)なので、それぞれの量としては多くない可能性があります。1%以下は順不同なので断定はできませんが、「8種類入っている」は種類の話であって量の話ではない——ここは押さえておきたいところです。

引っかかったのは1つだけ。それが「香料」

37成分をリスク評価で並べたところ、こうなりました。

  • 低リスク:35成分
  • 高リスク:1成分(香料
  • 未評価:1成分(ヒポファエラムノイデス油=サジー油。データベースに評価が入っていないため、今回は判定を保留しています)

唯一の高リスクが香料です。EWGでの「Fragrance」のスコアは10段階中8。ただし中身をよく見ると、個別に挙げられている懸念(内分泌かく乱・臓器毒性・刺激性)はいずれも「低〜中程度」の評価です。それでも総合スコアが高くなるのは、「香料」が中身を明かさない一括表示名で、何が入っているかを個別に確かめられないためです。

つまり「香料=危険」という話ではありません。EWGのスコアは懸念材料の報告量を示す指標であって、製品の危険度をそのまま表す数字ではないからです。香りがあるほうが使っていて気持ちがいい、という人のほうが多いと思います。

とはいえ、敏感肌・ゆらぎ肌向けの成分(CICA5種、ティーツリー)をここまで積んだ製品に香料が入っているのは、少しもったいなくも感じます。香料に反応しやすい自覚がある方は、ここだけ確認してから買うのがよさそうです。

防腐設計とベース

パラベンは入っていません。代わりに1,2-ヘキサンジオールカプリル酸グリセリルペンチレングリコールという、保湿しながら防腐も兼ねる成分の組み合わせで設計されています。いずれも低リスクです。

油分はヒマワリ種子油(肌荒れ改善)やトコフェロール(ビタミンE・エイジングケア)など軽めのものが中心。乳液としてべたつきにくい方向にまとめてあります。

結局、どんな人に向く?

向いている人

  • 荒れやすい・赤みが出やすい肌をいたわりたい
  • くすみ対策にビタミン系を取り入れたいが、高い美容液は続かない
  • ニキビができやすい

ほかを検討したほうがいい人

  • 香料に反応しやすい自覚がある
  • ヒアルロン酸そのものを高濃度で入れたい(この製品の主役はCICAとビタミン系です)
  • とてもこってりした乳液が好み

「CICAをちゃんと積んだうえに、ビタミン2種を前のほうに置いた乳液が2,200円」——これがこの製品の要約です。インフルエンサープロデュースというと中身が薄いことを心配されがちですが、少なくとも成分表を見るかぎり、真面目に組まれた処方だと思います。


全成分リスト

水/BG/メチルプロパンジオール/トリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリル/ナイアシンアミド/テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル/1,2-ヘキサンジオール/3-O-エチルアスコルビン酸/メチルトリメチコン/ビニルジメチコン/オリーブ油脂肪酸セテアリル/オリーブ油脂肪酸ソルビタン/ステアリン酸グリセリル/(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム・VP)コポリマー/カプリル酸グリセリル/パルミチン酸/ヒマワリ種子油/トコフェロール/ステアリン酸/香料/ヒポファエラムノイデス油/EDTA-2Na/ヒアルロン酸Na/ツボクサエキス/ティーツリー葉エキス/ヒアルロン酸/加水分解ヒアルロン酸/加水分解ヒアルロン酸Na/ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム/ヒアルロン酸K/ヒアルロン酸クロスポリマーNa/ペンチレングリコール/アセチルヒアルロン酸Na/アシアチン酸/アシアチコシド/マデカシン酸/マデカッソシド

出典:ASUNE公式オンラインストアの商品ページ(2026年9月時点)。各成分のリスク評価と役割は、成分名のリンクから個別ページで確認できます。

ラボノア編集部
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タグ
#アスネ#ASUNE#中町綾#乳液#成分解析#CICA#ナイアシンアミド
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