レチナールとは?レチノールとの違い
スキンケアの世界で「レチノール」はエイジングケアの定番成分として知られていますが、近年さらに注目を集めているのが「レチナール(レチナルデヒド)」です。米国皮膚科医のアスミ・ベリー医師によると、レチナールとレチノールはどちらもビタミンA誘導体ですが、レチナールはレチノールよりも一段階レチノイン酸(肌の細胞に直接作用する活性型)に近い状態にあると言います。そのため、レチノールよりも速やかに肌に働きかけ、コラーゲン生成やターンオーバーを促すと考えられています。
実際、コネチカット州の皮膚科医ノア・レヴィット医師は「レチナールはレチノールの約10倍の効力がある」と指摘しています。とはいえ、処方箋が必要なトレチノインやアダパレンほどの強さではないため、レチノールからステップアップしたい方にとって理想的な選択肢とされています。
レチナールの主な効果と期待できること
レチナールを継続的に使用することで、以下のような変化が期待できると言われています。
- 肌表面がなめらかになり、キメが整う
- ニキビや肌荒れが落ち着きやすくなる
- 肌のトーンが明るく均一になる
カリフォルニア州の皮膚科医ソニア・バドレシア・バンサル医師は「私は何十年もビタミンAを使ってきましたが、まさに若返りの泉です。40代後半でも20〜30代に見られることがよくあります」と語っています。ただし、効果を実感するには一晩ではなく、継続的な使用が鍵になるとされています。
レチナールを使う際の注意点
レチナールは強力な成分であるため、使い方にはいくつか注意が必要です。
刺激に備えて低濃度からスタート
初心者は0.01%〜0.03%程度の低濃度から始め、肌が慣れてきたら徐々に濃度を上げていく方法が推奨されています。特に敏感肌の方は、保湿成分(グリセリンやヒアルロン酸など)が配合された製品を選ぶと刺激を和らげやすいと言われています。
日焼け止めは必須
レチナールを使用すると肌が紫外線に対して敏感になるため、毎日の日焼け止めが欠かせません。また、妊娠中や授乳中の方は使用を避けるべきとされています。
レチナール製品の選び方と取り入れ方
レチナール製品は、美容液やクリームなど様々な形状で販売されています。選ぶ際のポイントとしては、以下のような点が挙げられます。
- 濃度表示が明確なもの(0.01%〜0.24%程度が一般的)
- 安定性を高めるパッケージ(エアレス容器など)
- 保湿成分が配合されているもの
夜のスキンケアに取り入れ、最初は週に2〜3回から始め、肌の様子を見ながら頻度を増やす方法が一般的です。レチノールに比べて効果を感じやすい反面、刺激も出やすいため、自分の肌に合ったペースで続けることが大切です。
参考:Allure「9 Best Retinal Serums for Smoother, Firmer, Brighter Skin」より一部引用・再構成
本記事は以下の海外メディアの記事を参考に、ラボノア編集部が独自に再構成したコラムです。商品の効能効果を断定するものではありません。
参考記事: 9 Best Retinal Serums for Smoother, Firmer, Brighter Skin

