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2026年5月1日

韓国発スキンケア成分「PDRN」って何?サーモンDNAの真実

美容コラム
韓国発スキンケア成分「PDRN」って何?サーモンDNAの真実

話題の成分「PDRN」とは?

最近、韓国発のスキンケア製品で「PDRN」という文字を目にすることが増えました。美容液やマスク、クリームに配合されるこの成分、正式名称は「ポリデオキシリボヌクレオチド」。少し難しい名前ですが、実はサーモンのDNAから抽出された成分なのです。

化粧品化学者のペリー・ロマノウスキー氏によれば、PDRNはサーモン養殖業の副産物として生まれたアップサイクル成分だと言います。「サーモンをこのDNAのために育てているわけではありません。食品産業の残り物を活用しているのです。そうしなければ廃棄されるだけのものを、有効利用しているんですよ」と同氏は説明します。

なぜサーモンの精子がスキンケアに?

驚かれるかもしれませんが、PDRNの原料はサーモンの精子です。ただし、これは決して突飛な発想から生まれたわけではありません。もともとPDRNは医療分野で、糖尿病性潰瘍などの慢性創傷の治癒を促進する注射剤として使われてきました。2000年代初頭から研究が進められ、その有効性が報告されています。

海洋由来の医薬品原料を探す研究は珍しくなく、DNA由来の医薬品は1970年代から研究が続いています。学術誌『Frontiers in Pharmacology』に掲載された論文によれば、精子は「不純物のリスクなく高純度のDNAを得るのに最も適した細胞」とされています。

肌への効果は?

PDRNは再生医療の分野で長年使われてきた実績があります。コネチカット州の皮膚科医モナ・ゴハラ医師は「欧州やアジアでは、PDRN注射が創傷治癒や潰瘍治療に医療現場で使用されており、信頼できる臨床データがあります」と述べています。

また、医療用PDRN注射とコラーゲン生成との関連性も指摘されています。皮下組織に注射されたPDRNは、創傷治癒過程で線維芽細胞を活性化し、コラーゲン産生を促すと考えられています。ただし、これはあくまで注射による医療用途での研究結果であり、スキンケア製品として塗布した場合の効果については、さらなる研究が必要とされています。

スキンケア製品としての可能性

現在、PDRNは美容液やクリームなど様々な製品に配合されています。韓国発の「再生スキンケア」の波に乗り、細胞を若返らせる効果が期待されています。しかし、化粧品として塗布した場合に、注射と同様の効果が得られるかどうかは、まだ明確にはわかっていません。

PDRNは、これまでにも話題になったスネイルムチンやビーベニン(蜂毒)などと同様、自然界のユニークな原料を活用した成分のひとつです。興味深い研究が進んでいる一方で、効果を過度に期待せず、新しいスキンケアの選択肢として気軽に試してみるのが良いかもしれません。


本記事は以下の海外メディアの記事を参考に、ラボノア編集部が独自に再構成したコラムです。商品の効能効果を断定するものではありません。
参考記事: PDRN Has Quickly Taken Over Skin Care

ラボノア編集部
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タグ
#PDRN#スキンケア#再生美容#サーモンDNA#韓国コスメ#コラーゲン
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