ケミカル日焼け止めが進化している
かつて「ベタつく」「目にしみる」というイメージがあったケミカル日焼け止め。しかし近年の製品は、軽やかでつけ心地が良く、SPFを塗っていることを忘れてしまうほど快適だと、米国皮膚科医のパール・リムテパティップ医師は語ります。ケミカル日焼け止めは、ミネラルタイプのように肌の上に膜を張るのではなく、有機UVフィルターが紫外線を吸収し熱に変換して放出する仕組み。そのため「軽いテクスチャーで日常使いに適しており、白浮きしにくい」というメリットがあります。
ケミカルとミネラル、どちらを選ぶ?
日焼け止め選びでよく比較されるのが、ケミカル(化学)タイプとミネラル(物理)タイプ。ミネラルタイプは酸化亜鉛や酸化チタンを使い、紫外線を反射・散乱させるため、敏感肌向きとされますが、白浮きしやすいのが難点。一方ケミカルタイプは肌になじみやすく、化粧下地としても使いやすいのが特徴です。ただし、肌に吸収される性質上、敏感肌の方はパッチテストを推奨する専門家もいます。最終的には「自分が最も継続して使えるもの」が正解だとリムテパティップ医師は言います。
進化した処方:保湿・美容成分もプラス
最新のケミカル日焼け止めは、UVカットだけでなくスキンケア効果も充実。例えば、エクトインやツボクサエキス、ビサボロールなどの鎮静成分が赤みや刺激を抑え、緑茶やフェルラ酸などの抗酸化成分が環境ストレスから肌を守ります。さらにナイアシンアミドで明るさを、セラミドやパンテノールでバリア機能をサポートする製品も増えています。これらは軽いテクスチャーでありながら保湿力も高く、化粧下地としてもファンデーションがよれたりポロポロしたりしにくい設計です。
自分に合ったタイプを見極めるコツ
日焼け止めは毎日使うものだからこそ、テクスチャーや仕上がりにこだわりたい。以下のポイントを参考に選んでみてください。
- 軽い使用感が欲しい人:ウォータータイプやセラムタイプのケミカル日焼け止めがおすすめ。みずみずしく伸びが良く、白浮きしません。
- 乾燥肌・混合肌:保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸、グリセリンなど)配合のものを選ぶと、スキンケアの延長として使えます。
- 化粧下地として使いたい人:プライマー機能付きや、肌なじみの良い乳液タイプがベースメイクの邪魔をしません。
- 敏感肌の方:アルコールフリーや無香料、低刺激処方をチェック。パッチテストをしてから顔に使うと安心です。
「日焼け止めは、どんなに優れた製品でも、使わなければ意味がありません。自分が好きなテクスチャーを見つけることが、紫外線対策の第一歩です。」(皮膚科医 パール・リムテパティップ氏)
ケミカル日焼け止めは、かつてのネガティブなイメージを一新するほど進化しています。白浮きせず、スキンケア効果もプラスされた製品が続々登場。自分にぴったりの一本を見つけて、毎日のUVケアを楽しく続けましょう。
本記事は以下の海外メディアの記事を参考に、ラボノア編集部が独自に再構成したコラムです。商品の効能効果を断定するものではありません。
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